2007年6月30日土曜日

Danity Kane - Danity Kane









2004年…アパレルブランドSean Johnやレストラン経営、男性用フレグランスUnforgivableを発売するなど、いろんな事業を抱えてるせいか音楽シーンでは比較的静かだったDiddyが再び動き始め、彼率いるレーベルBad Boyが女性R&BシンガーCassieの次に送り出したのはCheri Dennisではなく彼女たちDanity Kane!!
Aubrey、Aundrea、D.Woods、Dawn、Shannonの女性5人からなるDanity Kaneは21歳から25歳のルックス良し、ダンス良し、歌良しのパーフェクトなグループで、ABC/MTV人気リアリティ・ショウ「Making The Band 3」から生まれた女性5人組によるポップ/R&Bグループ。
ズバリ“Bad Boy版The Pussycat Dolls”!!
オーディションは2004年から1年以上かけて行われ、歌やダンスの優劣だけでなく、精神面・体力・ライブで力が発揮できるかなど、あらゆる点を評価され選ばれた5人 全員がメインのボーカルになれる実力を持ち、ダンスもかなりのハイレベル。
グループ名の由来はDiddyが好きなアニメの女性ヒーローから拝借したらしい。
日本ではあまり話題になってないようだけど、海外では話題沸騰!!
名前がダサいとも言われてるらしい…

そんな彼女たちの記念すべきデビュー・アルバム『Danity Kane』は、 ビルボード200で初登場1位を獲得!!
発売一週目から驚異的なセールスを記録。発売当日には90,000枚を売り上げ、2006.09.09付けのBillboard Album Chartsでも先週トップの座についたChristina Aguileraの2枚組アルバム"“Back to Basics”ならびにようやくリリースされ、同日発売のOutkastの新作“Idlewild”を押さえ堂々の1位をゲット。しかも234,000枚のセールス。発売日までラジオのエアプレイやPVなどの露出が通常より少ないかたちでの異例ともいえる今回の好結果を受けて、自ら同番組のエグゼクティブプロデューサーを努めるディディも満足気に「番組のために作られたグループというのが大方の見方だろうが、俺は最初から彼女達の才能を信じていた。ファンのダイレクトな支援が彼女たちの夢をかなえるなんて最高だね」とコメントを発表した。 結果、発売1週目に全米だけで34万6,000枚を売り上げた。

内容の方に目を向けると、Bad Boy発ということもあってプロデューサーも超豪華!!参加してるのはTimbaland、Scott Storch、Jim Johnson、Bryan Michael Cox、Rodney Jerksins、Ryan Leslie、Mario Winansなどで、アルバムの総合プロデュースはもちろんDiddy。

有名プロデューサーがそろっているだけあり、一人一人の長所が十分に発揮されている1枚。 結構クセの強いトラックもあったりするが、彼女たちの歌声に華があるから意外にもあっさり聴ける。もちろん彼女たちも頑張っているが、クリエーター陣が守りに入ることなく攻めの姿勢をみせてるのが好印象。 先行シングルの「show stopper」を聞いて「好きなジャンルではない」と思った人も、アルバムを聞いてみると評価が変わるのでは?! 他にスローな曲もあり、1枚でいろいろな雰囲気の曲が楽しめる☆

Danity Kane - Danity Kane
ジャンル: Dance & Soul
発売日: 2006年08月26日
レーベル: Atlantic
Tracklist;
1、「One Shot」
Produced by Bryan-Michael Cox
Bryan-Michael Coxがプロデュースした中近東あたりを意識したような幕開けに相応しいアッパー・チューン。重々しいビートに彼らしい煌びやかなシンセ音が鮮やかに彩り、 始終、サイレンの様な音がなってるのも印象的なトラック。 Coolなトラックに、5人の歌声を余すことなく生かした一曲
2、「Heartbreaker」
Produced by Jim Jonsin
Jamie FoxxやTwistaなども手掛けるJim Jonsin提供の小気味よいギターのカッティング・ループが病み付きになるナンバー。
3、「Want It」
Produced by Timbaland
ボワ~ンとした不思議世界の中に、ティンバの最近の仕事によく聴かれるエレクトロキーボードの音色がフューチャリスティックな印象を与える"ちょい変態ナンバー"。
疾走感あふれる変態ビートはさすがティンバ。
4、「Ringht Now」
Produced by Timbaland
引き続きティンバが手がけたピアノの音色がどこか切ないミッドナンバー。
変態度は薄めだが、"高速ビート"はティンバらしい。
5、「Show Stopper」 *1stシングル。
Produced by Jim Jonsin
サウスのフレイバーを絶妙に消化させた本作からの先行シングル。
魅力満載なシリアスでCoolなナンバー。
Danity Kane - Show Stopper FEAT. YUNG JOC

6、「Hold Me Down」
Produced by Rodney Jerkins
再び勢いを取り戻したRodney Jerkinsが手掛ける重いビート×派手目なハンドクラップが効き、不穏なシンセストリングスのサウンドがスリリングでCoolな、HIP-HOP色の強いナンバー。
繰り返すHookが印象的。
7、「Come Over (Interlude)」
Produced by Mario Winans
Mario Winansの手腕が光る幻想的なMario Winansの手腕が光る幻想的なナンバー。
8、「Ooh Ahh」
Produced by Ryan Leslie
CassieのPro.でも目覚しい活躍を見せているRyan Leslieが手がけた、キラキラ感に満ちた胸キュン度100%の要チェック曲。
9、「Press Pause」
Produced by D Dot
若干ラテンのフレイバーを感じるパーカッシヴな美麗なアップナンバー。
ソングライティングにはMario Winansも参加。 
10、「Ain't True (Interlude)」
Produced by Mario Winans
こちらもMario Winansが手がけたインタールード。
11、「Ride For You」
Produced by Bryan-Michael Cox
再びBryan-Michael Coxが手がけたMariah Careyあたりが歌ってもおかしくない美ミッドナンバー。
『Danity Kane』からの2ndシングルとなっている。
Danity Kane - Ride For You

12、「Touching My Body」
Produced by Ryan Leslie
Ryan Leslieお得意の跳ねるビートが心地いいナンバー。
RemixにはFeat. T.I.なんてのも存在している。
13、「Back Up」
Produced by Bryan-Michael Cox
Cheri Dennisが制作に関与。
シャウトやドラムやホーンなどが鳴り響く、どちらかと言えばRich系なアップナンバー。
14、「Stay With Me」
Produced by Rami & Arnthor
物悲しいピアノの音色と畳み掛けるようなビートにのせドラマティックに歌い上げる 、悲壮バラードナンバー。
15、「Sleep On It」
Produced by Scott Storch
Scottが手がけたボートラ扱いのチキチキ系ナンバー。
一言一言を切り離すようにして歌う歌い方が印象的。

Official ; http://www.danitykane.com/
Myspace ; http://www.myspace.com/danitykane

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